フルスペクトラムCBDとは?その特徴や成分など詳しく解説

ストレス解消効果などが期待できるCBD製品は、近年手軽に取り入れられるセルフケアアイテムとして注目を集めています。しかし、CBD製品には聞き慣れない言葉が多いため、はじめて使用する場合は戸惑ってしまうこともあるでしょう。この記事ではCBC製品の中でも「フルスペクトラムCBD」に焦点を当て、特徴や成分などを詳しく解説します。CBD製品を選ぶ際の参考にしてください。

 

フルスペクトラムCBDとは?

フルスペクトラムCBDとは、大まかにいうと「生搾り状態」のCBD製品のことをさします。ヘンプにはカンナビノイドと呼ばれる複数の植物成分が含まれており、CBDもヘンプに含まれるカンナビノイド成分のひとつです。CBD製品の中にはカンナビノイドを分離させ、特定の成分だけを抽出した製品もありますが、フルスペクトラムCBDは成分の分離を行っていません。

 

そのため、フルスペクトラムCBDにはヘンプに含まれるカンナビノイド成分がすべて含まれているのが特徴です。

そもそも「スペクトラム」とは

「スペクトラム」という言葉になじみがない人もいるかもしれませんが、スペクトラムとは製品の仕様を表す言葉です。「フル」は「全領域」という意味があるため、フルスペクトラムは「ヘンプの全成分が含まれた仕様である」ということを表しています。

 

CBD製品は4種に分類される

CBD製品は大きく4種に分けられます。

 

1.CBDを単一に精製した製品

2.「1」にテルペンを添加した製品

3.CBD以外のカンナビノイドを含有する製品

4.CBD以外のカンナビノイドをすべて含有する製品

 

今回紹介するフルスペクトラムは「4」に該当し、これらの製品はそれぞれ異なる特徴をもっています。

フルスペクトラムとブロードスペクトラムの違い

すべてのカンナビノイド成分を含有しているフルスペクトラムCBDの他に、複数のカンナビノイドを含有している製品を「ブロードスペクトラムCBD」と呼びます。この2つは含有成分こそあまり変わりませんが、ブロードスペクトラムは製造過程において、日本では規制物質であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が完全に除去されています。この製造過程が、2つの大きな違いといえます。

 

フルスペクトラムの特徴

フルスペクトラムは生搾り状態のため、成分特有の風味と味が強いのが特徴です。製品によっては苦味や青臭さを感じるものもあります。また、CBD以外にも複数の成分を含有していることから、成分同士が互いの効果を高め合い、「アントラージュ効果」と呼ばれる相乗効果が得られます。アントラージュ効果によって、CBDを単独使用するよりもさらに強くCBDの効果を実感できます。

 

フルスペクトラムのメリット

フルスペクトラムにはすべてのカンナビノイドが含まれているため、アントラージュ効果を得やすいのが大きなメリットといえます。医薬品や健康補助食品としての機能がCBDを単一で摂取したときよりすぐれており、使用量の増加に比例してCBDの効果を実感しやすくなります。

 

フルスペクトラムはどんな用途に向く?

CBD製品は口に垂らすオイルタイプや、カプセル状にして食べられるタイプなど、複数のタイプがあります。フルスペクトラムCBDは風味が強く、口で直接摂取するにはクセがあるため、バームやマッサージオイルなどに使用されることが多いです。

 

フルスペクトラムのTHCは安全?

THCは国内では取り締まりの対象となっている成分です。フルスペクトラムの中には微量のTHCを含有する製品もあるため、本当に使用してよいか不安に感じる人もいるかもしれません。現在国内の市場で取り扱われているフルスペクトラムは、すべて輸入時に関税での検査をクリアした製品であるため、安心して使用できます。

 

フルスペクトラムCBDの成分

カンナビノイド成分にはCBD以外にも複数の種類があります。続いて、フルスペクトラムに含まれる、GBD以外の麻由来の植物成分について具体的に紹介します。

 

CBG(カンナビゲロール)

CBGは若いヘンプに多く含有される成分で、抗炎症作用や抗菌作用をもっています。また、骨の成長を促す効果が期待できる成分であることも近年の研究で公表されています。これらの効果があることから、CBGはうつ病治療やガン治療に利用されることもあります。

 

CBC(カンナビクロメン)

CBCの具体的な効果についてはまだ研究途中であるものの、現時点では抗炎症作用や、神経の障害によって起こる疼痛(とうつう)をやわらげる作用があることが明らかになっています。近年の研究ではアルツハイマー病など、神経変性の病気の治療にも役立つことが期待されています。

 

CBN(カンナビノール)

CBNはTHCが分解される際に生まれる成分です。効果自体はTHCよりも遥かに少ないですが、THC同様に精神作用がある成分として知られています。その他、抗炎症作用や睡眠サポート効果、身体の痛みをやわらげる効果が期待できます。

 

CBE(カンナビエルソイン)

CBEはヘンプ植物内にあるCBDが酸化したり、光に当たったりすることで生まれる成分です。現時点での具体的な効果効能については明らかになっていません。

 

CBL(カンナビシクロ)

CBLは一部のヘンプ植物に含有される成分で、精神作用はありません。また、CBCの酸化などによって、CBLが生まれることもあります。CBE同様、現時点での具体的な効果効能については明らかになっていません。

 

CBT(カンナビトリオール)

CBTは日本在来種の一部のヘンプ植物に含有される成分です。植物体内でどのように生成されるのかなどの具体的な情報はまだ明らかになっておらず、効果効能についても研究段階です。

 

フルスペクトラム製品の製造工程

フルスペクトラムの理解をより深めるために、フルスペクトラム製品の製造過程や抽出方法について詳しく解説します。

 

CBDの製造過程

一般的に、すべてのCBD製品は下記のような工程を踏んで製造されます。

 

1.成熟したヘンプから成分を抽出する

2.上記で抽出した成分を精製する

3.さらに成分を精製する

 

この工程の「1」の段階で製品化されるものが、フルスペクトラムCBDです。「2」や「3」の段階で製品化されるものは、いわゆるブロードスペクトラムやアイソレートと呼ばれる製品です。「1」の工程でカンナビノイド成分を抽出する際は、抽出プロセスでよく用いられるアルコールや溶剤などは一切使っていません。

 

フルスペクトラム製品はカンナビノイドを低温抽出して製造

フルスペクトラム製品を製造する際に用いられる抽出方法には、「超臨界二酸化炭素抽出法」と呼ばれる、二酸化炭素を用いた低温抽出法が採用されています。この方法は植物成分を抽出するうえで非常に安全性が高く、医薬品の製造過程にもよく用いられています。

 

ただし、超臨界二酸化炭素抽出法を用いて製品レベルのフルスペクトラムを製造するには不純物をきれいに取り除く必要があるため、高い知識と技術を要します。

 

まとめ

CBD製品にはさまざまな種類があります。なかでもフルスペクトラムはCBDの効果を実感しやすいため、CBD製品を初めて使用する人でも使いやすいアイテムです。

 

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